横浜市港北区大倉山の歯科医院 東急東横線大倉山駅から徒歩2分

院長取材記事

大倉山駅から徒歩1分。小さな商店が数軒並ぶ路地に面した「林歯科医院」。
穏やかで優しい語り口が印象的な院長の林健一郎先生は、通常の診療のほか、積極的に海外の歯科プログラムで勉強も続ける向上心の持ち主だ。常に自身を高いレベルの環境に置きながら、同じ志を持つ先生方と共に切磋琢磨している。
先代のお父様が開業したクリニックを引き継いで19年、6年前に院内全体を改装し新たな気持ちでスタートを切った林院長に、診療に対する思い、理想のクリニック像などについて語っていただいた。
院長になって18年。院内環境を整え、診療効率の向上を図る。

―まず、このクリニックの歴史についてお聞かせ下さい。

14460_df_1_6_1284106441_300僕は大倉山が地元で、中学2年生まで住んでいました。
もともと父がこの場所で歯科医院を開業して、自宅兼職場という感じでした。
一軒屋の一階に診療所と自宅があったので、小さい頃から父が仕事をしているところを間近で見ていましたね。午前の診療が終われば、お昼を食べに自宅に戻ってきていましたし、父との距離がすごく近い感じがありました。
僕は夏休みになるとずっと家にいましたから、技工室とかしょっちゅう入って、歯の模型を見たり、型を取るプヨプヨしたシリコンを見て「なんだろう?」と思いながら触って遊んだりしていました。
それから受付の棚の中にトローチが入っていたのですが、おやつ代わりにこっそり箱の中から取り出して、いつも食べていましたね(笑)。
昔の診療室にはそんな思い出があります。

―思い出が詰まった場所という感じですが、現在の建物は改装されたのですか?

父は今から昭和41に開業し、昭和62年に一度建て直しをしています。
でもすぐ体調を崩して引退することになったので、以降ずっと休院状態になっていました。
僕がこのクリニックを父から引き継ぎ、再開したのが平成4年ですので、院長になってもう22年になりますね。
平成20年まで、古い内装のままで診療を続けてきたのですが、今後インプラント治療や顎関節治療や咬合診断に力を入れていきたいという気持ちもあり、清潔な院内環境を整えようということで、思い切って6年前に改装しました。
設備も最新のものを導入し、長年自分が憧れてきたユニットを入れることもできましたので、気持ちの上でもリフレッシュしたような気がします。
その後、デジタルの機器も変遷を遂げ自分の思った治療をさらに遂行するために平成26年にはCT画像診断装置、マイクロスコープを導入しました。

―さまざまなタイプのユニットを用意されていますが、今現在、工夫されている点はありますか?

現在は、5台のユニットを使用しています。
インプラントなどの外科処置用のユニットは完全個室にし、その他のユニットを2ヵ所に分けているのですが、私が行う治療と、歯科衛生士たちが行うメンテナンスや予防歯科の場所を分けたことで、診療効率が上がりました。
以前から、衛生士には衛生士にしかできない仕事に、集中して取り組んでもらいたいという思いもあったので、スペース的に区切れたことはよかったと思っています。ただ、衛生士担当の患者さんからは、先生の気配を感じないですね。と言われることもしばしば(笑)。
患者さんも周りを気にせず、ゆったりとした気持ちで診療を受けていただいているようです。

患者の思いを汲み取りながら、「優しさ」が伝わる治療を目指す。

―ご開業されて23年。長い年月になりますが、実感はいかがですか?

あまり昔と変わることなく、のんびりとした雰囲気を大切にしながらやっています。
この地域の方は古くから住んでいらっしゃるという方が多いので、引き継いだ当初は父の代からの患者さんが多く、特に、ご年配の女性の患者さんは今でも大勢いらっしゃいます。
23年間の自分の実績を理解していただいている患者さんも自分と同じように年を重ねていらっしゃいますので、ご家族やお友達同士まで、さまざまな年齢層の患者さんが定着してきたという感じがします。
患者層の変化に伴って、ホワイトニングなどの審美治療のニーズが増えてきているという実感がありますね。

―患者さんと接する際、心がけられていることはどんなことでしょうか?

14460_df_1_1_1284106517_300僕もスタッフもみんな優しいタイプの人間が集まっていますので、そういった院内の雰囲気が患者さんに伝わればいいなと思っています。
この優しくのんびりした雰囲気が当院の一番の特徴かも知れません。診察では患者さんの話をよく聞いて、強引に物事を進めないよう心がけています。
その時々の状況に応じた臨機応変さと、患者さんに負担がかからないように治療を進めていくことが大切だと思っていますので、最初に患者さんといろんなお話しをします。
話していくうちにお互いの理解も深まりますし、もちろん内容によりますが、治療もいきなり全部進めてしまうのではなく、1本終わった段階で、患者さんが理解してくれているか、納得してくれているかどうかという点を大事にしながら進めています。
また受付で問診票を記入していただき、細かい治療内容については、あらかじめスタッフが丁寧に説明してくれていて、最初に患者さんの望まれる治療内容を事前に把握してから、僕にバトンタッチしてもらっています。
お陰で治療のご提案もしやすく、お互いの意思疎通もうまく図れるような気がします。

―先生の語り口から、クリニック全体の雰囲気が感じとれるような気がします。

治療においても、「優しさ」というのは表れるものだと思います。
例えば麻酔ひとつにしても、僕らは毎日やっていることだから、それほど痛くないことも知っているし、恐怖心なんてまったくないわけです。
でも患者さんは診療椅子に座れば、それだけで緊張されているわけですよね。やっぱりそういう気持ちを汲んで、優しく接するということは大事ですよね。よく麻酔をすると「他の歯医者でやった麻酔は痛かったけど、先生の麻酔は痛くないね」と言われることがあります。
心がけていることは、最初針を刺す時に出来るだけ痛みを与えない配慮と入れた後に、時間を掛けてゆっくりするということだけで、特別なことは何もしていません。
でも患者さんに思ったより痛くなかったと感じていただければ、その後もリラックスしてもらえて治療もスムーズにいくと思います。

向上心を持ち続け、日々の積み重ねが自分の自信につながる

―現在、NewYork大学のコースを勉強中だそうですが、こちらはどういったものですか?

インプラント、審美歯科などを含む歯周・外科・矯正・補綴という代表的な治療技術を高度なレベルで専門的に連携させ、一口腔単位で総合的に捉えながら治療ゴールを目指すことを目的とした勉強会です。
僕は元々SJCD(Society of Japan Clinical Dentistry)という日本最大のスタディーグループに11年前から所属しているのですが、このグループで勉強を続けていくなかで、歯のトータル的な治療というものにさらに関心を深めるようになりました。

―このプログラムを通じて、一番学ばれた点はどういったことでしょうか?

授業の内容そのものはもちろん、一番良かったなと思う点は、やはり意欲のある先生方が集まっていらっしゃるので、そういう方々と交流して、いろんな話が聞けたことが僕のなかでは一番の収穫でした。「ああ、自分ももっとやらなきゃいけないな」と、モチベーションも上がりますし、この経験を生かしてインプラントの治療においても、もっとハイレベルのものができる設備環境を整えていければと思っています。

―診療も続けながらの勉強は大変だと思うのですが、モチベーションをキープする上で努力されていることはありますか?

14460_df_1_3_1284106496_300実をいうと、これは1回勉強を始めちゃうと、もう止められないんです(笑)。
いつ止めようか、そのきっかけを逆に考えても、もうダメなんですよね。これまで24年近く歯科医師を続けてこられたのも、自分が思っていた以上に、歯科の治療をすること自体が楽しいということも大きいと思います。
興味が持てなかったら、向上心を持って勉強を続けることもできないと思います。
そういう意味で、今一生懸命仕事をできるということがうれしいですね。
歯科の技術というのは日々進歩していますし、いろいろ大変ではありますが、自分が得るものはすごくありますからね。
グローバルな視点でいえば、日本の保険医療のなかではできない高度医療なども、海外では当たり前のように行われています。
もちろん患者さんのニーズとのバランスもありますが、将来的には患者さんにいろいろなオプションを用意できればと思っています。

―最後に今の現場でのやりがいと、将来の夢についてお聞かせ下さい。

これまで治療を通じて少しずつ積み重ねてきたものが、だんだん実績というか、自分のなかでも納得のいくかたちで自信につながってきているような気がします。
そういった意味で、治療内容にしても患者さんに自信を持ってお勧めできますし、自分のやりたい治療ができた時というのは、やっぱりやりがいになっていると思います。
将来、僕自身は自由診療に特化した医院を目指したいという気持ちを持っていますが、患者さんの希望される内容はさまざまですので、今後は後進の育成にも力を入れながら、さらに診療内容の住み分けが図っていければなあと思っています。

【各種保険診療対応可】 TEL 045-541-0776 神奈川県横浜市港北区大倉山3-7-11
休診日:木曜日・日曜日・祝祭日

  • facebook

診療日カレンダー

※月火水金は19時までの診療 土曜日は14時までの診療です。
※初診 再初診 (検診を含む)は、予約の空き状況により対応いたします。