2026年8月11日
インプラント治療を検討する際、喫煙習慣がある方に知っておいていただきたいことがあります。それは、喫煙がインプラントの成功率や長期的な安定性に、はっきりとした悪影響を与えることが分かっているという点です。
タバコに含まれるニコチンなどの成分は、血管を収縮させ、歯ぐきや骨への血流を悪くします。インプラントが骨としっかり結合するためには十分な血流が必要なため、喫煙によってこの結合が妨げられ、結合不良や失敗のリスクが高まるとされています。
また、喫煙は術後の傷の治りを遅くしたり、インプラント周囲炎のリスクを高めたりすることも報告されています。せっかく治療を受けても、喫煙を続けることでその効果が十分に得られなくなってしまう可能性があるのです。
治療を検討されている喫煙者の方には、可能であれば治療前後の一定期間だけでも禁煙、あるいは減煙をおすすめしています。禁煙が難しい場合も、まずは正直に喫煙状況を教えていただくことが、安全な治療計画につながります。
