予防歯科
予防歯科

これまでの歯科医療は「むし歯や歯周病になってから治す」ことが主流でした。しかし、近年では歯周病や口腔機能の低下が歯のみならず全身疾患を誘発する可能性があると知られてきています。今後きたる超高齢化社会に向け、高齢層の健康寿命延伸とそれを支える若年層の健康の維持が社会的課題であると考えております。
当院では、口腔内の環境整備から始まる全身の健康について皆様と一緒に考え、それぞれに合わせた予防や治療のプランをご提案し、協働していきたいと思います。
当院では予防を「歯周病を防ぐ」「むし歯を防ぐ」「お口の機能を守る」の3つの視点で捉え、それぞれに合わせたプログラムをご用意しています。
様々な検査を行っております。
これらは全ての方に一律に行うものではなく、症状やご希望に応じて必要な検査をお選びしています。
検査結果を元に診断をし、それぞれの方に合わせた治療・予防プランをご提案します。
小児においては特に10歳くらいまでのお子さまであれば口腔機能の(舌の使い方・お口ぽかん等)改善で、正常な発育へと促すことができる可能性があります。お気軽にご相談ください。
これらの検査結果は、次にご紹介する3つの予防プログラムのベースになります。
歯周病予防で最も大切なのは、実は歯科医院でのケアではなく、患者様ご自身による毎日のセルフケアです。当院の歯科衛生士は、治療する立場というより、患者様が正しいセルフケアを身につけ、続けていけるよう伴走する専門家でありたいと考えています。歯周病検査の結果をもとに、その方に合った歯みがきの仕方やケア用品の選び方をアドバイスし、あわせてSC(スケーリング)やPMTC(専門的なクリーニング)でセルフケアだけでは落としきれない部分を補っていきます。
日々のセルフケアと、専門家によるサポートを両輪で続けていくことが、歯周病予防の土台になります。
むし歯は原因を知らないまま治療をしても、同じ場所や別の歯で再発を繰り返してしまうことが少なくありません。大切なのは、まずご自身のむし歯の原因、いわば「敵」を知ることです。
当院では、気になる方に「デントカルト」という唾液検査をご提案しており、むし歯の原因となる細菌の量や唾液の性質を調べることで、むし歯のリスクを可視化することができます。検査をご希望の方には、その結果をもとに、フッ素塗布の頻度や、奥歯の溝を樹脂で埋めるシーラント処置、日々の食生活・ケアのアドバイスなど、原因に合わせた予防プランをご提案します。
※デントカルトはむし歯のリスクを調べる検査で、歯周病とは別の観点の検査です。
費用については、よくあるご質問をご覧ください。
近年、口呼吸や舌の位置・使い方の癖が、歯並びだけでなく全身の健康にも関わっている可能性があるとされています。気になる症状がある方には、舌圧検査・口唇圧検査や、CT画像を用いた気道の広さの確認などを行うことがあります。気になる癖がある場合は、筋機能トレーニングやマイオブレースといった装置を用いたアプローチもご提案しています。お子さまの場合は顎の骨の正しい成長を促せる点が大きな利点ですが、大人の方でも骨格の成長は止まっていても、舌や口周りの筋肉の使い方を整えることは可能で、これだけでもお口の機能改善につながるとされています。
当院では、小児の予防にも注力しています。乳歯の段階からの予防は、将来のむし歯リスクを大きく減らします。
お口の状態によりますが、一般的には3ヶ月〜6ヶ月に1回の来院がおすすめです。重度の歯周病の方は1〜2ヶ月ごとの来院が必要な場合もあります。
もちろんです。治療が不要な方こそ、定期的に予防のために通うことが重要です。
基本的な予防処置(歯石除去など)は保険適用となります。より高度なメンテナンスをご希望の場合は、自費メニューをご提案することもあります。
唾液を採取して、むし歯の原因となる細菌の量などを調べる検査です。歯周病の検査とは異なり、むし歯のなりやすさを評価するための検査です。自費診療で5,500円(税込)となります。
結果をもとに、フッ素の使い方など、一人ひとりに合った予防方法をご提案します。
