2026年5月27日
アゴの未発育が招く「気道の狭窄」と睡眠の危機
筋肉のバランスが崩れ、上アゴや下アゴが十分に発育しないと、お口の中の容積そのものが狭くなってしまいます。すると、本来お口の中にきれいに収まるべき「舌」が、行き場を失って喉の奥へと押し込まれる形になります。
これが、空気の通り道である「気道の狭窄(狭くなること)」を引き起こす原因です。
起きている間は、意識や周りの筋肉の緊張でなんとか呼吸を保てていても、問題は「睡眠中」に起こります。眠って全身の筋肉が緩むと、狭くなった気道に舌が落ち込み、空気の通り道を塞いでしまうのです。
これが、激しい「いびき」や、睡眠中に何度も呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」へと繋がります。
しっかり寝ているつもりでも、脳や全身は一晩中「酸欠状態」に陥っています。「朝起きた時に口がカラカラに渇いている」「しっかり寝たはずなのに、日中ずっと強い眠気や疲労感がある」という方は、実はお口の形と呼吸のトラブルが原因かもしれません。
