2026年8月11日
インプラント治療は高い成功率が報告されている治療法ですが、残念ながら失敗(結合不良や脱落など)が起こる可能性もゼロではありません。
失敗の主な原因としては、細菌感染、喫煙、糖尿病などの全身状態のコントロール不良、噛み合わせの過度な負担、そして手術時の骨とインプラントの初期固定が不十分であることなどが挙げられます。特に、ドリルによる骨の過度な発熱(オーバーヒート)は、骨の壊死につながり、結合不良の原因になることが知られています。
当院では、こうしたリスクを可能な限り抑えるため、精密な事前検査による治療計画の立案、段階的なドリリングによる骨へのダメージ軽減、十分な注水による冷却、そして術後の丁寧なメンテナンス体制を大切にしています。
また、インプラント治療は「入れて終わり」ではなく、長期的にお付き合いしていく治療だと考えています。定期的なメンテナンスを通じて、トラブルの兆候を早期に発見し、対応できる体制を整えることも、失敗を防ぐための重要な取り組みの一つです。
