2026年11月02日
取れたものは、捨てずに持ってきてください
外れた詰め物や被せ物は、状態によっては、もう一度つけられる場合があります。ティッシュなどに包んで、なくさないように保管してください。割れていたり、変形していたりして使えない場合もありますが、歯科医院で確認できます。
市販の接着剤は使わないでください
ご自身で戻そうとして、瞬間接着剤などを使うのは避けてください。歯や歯ぐきを傷めたり、歯科医院での再装着や、その後の治療がかえって難しくなったりすることがあります。一時的に戻すだけでも、きれいに合わなくなることがあります。
取れた部分は、清潔に保ちます
取れた部分は、食べ物が詰まりやすく、むし歯にもなりやすい状態です。やさしく歯みがきをして、うがいをしてください。強くこすったり、とがったもので触ったりするのは避けましょう。しみる場合は、冷たいものや熱いものを避け、反対側で噛むようにすると楽になることがあります。
できるだけ早く、歯科医院へ
痛みがなくても、そのままにしておくと、いくつかのことが起こる可能性があります。取れた部分の歯が欠けたり、むし歯が進んだりすることがあります。また、隣の歯や噛み合う歯が動いて、元の位置に戻しにくくなることもあります。
なぜ取れたのか、も大切です
詰め物・被せ物が取れる理由は、ひとつではありません。内部でむし歯が進んでいた、接着が弱くなった、噛む力が強くかかっていたなどが考えられます。再装着する前に、歯の状態を確認することが大切です。内部のむし歯の有無や、歯の割れがないかなどを確かめ、必要な処置を行ったうえで、つけ直すか、新しく作り直すかを判断します。
大倉山にある当院でも、「取れたものをつけてほしい」というご相談をよくいただきます。状態をきちんと確認したうえで、原因とこれからの方針をご説明します。取れたものをお持ちいただくと、状態の確認がスムーズです。
本コラムは一般的な情報提供を目的としています。治療の適応可否は、実際の診察・検査に基づき個別に判断いたします。
