2026年11月07日
ぼんやりしているとき、ご自分の舌がお口の中のどこにあるか、意識したことはあるでしょうか。実は、舌が普段どこにあるかは、歯並びや飲み込み方、呼吸と関わりが深いとされています。
舌の位置の目安は、口を閉じて力を抜いたときに、舌の先が上の前歯の少し後ろにあり、舌全体が上あごに軽く触れている状態です。このとき上下の歯は、軽く離れています。舌が下に落ちて、下あごの方にある状態は「低位舌(ていいぜつ)」と呼ばれ、口呼吸との関連も指摘されています。
次のような様子があれば、舌の位置や使い方に癖があるかもしれません。
当てはまる項目が多くても、それだけで問題があると決まるわけではありません。あくまで気づくための目安です。ただ、舌の癖は、歯並びや噛み合わせ、飲み込み方に影響することがあると言われています。お子さまだけでなく、大人の方でも、舌の位置を意識して整えることができる場合があります。
大倉山にある当院では、舌の動きや位置、舌の力(舌圧)などを確認して、お口の機能の面から状態をお伝えしています。必要に応じて、舌を動かす練習(口腔筋機能療法)をご案内することもあります。「お子さまの舌の使い方が気になる」「自分の舌の癖を知りたい」という方は、診察のときに気軽にお尋ねください。
本コラムは一般的な情報提供を目的としています。治療の適応可否は、実際の診察・検査に基づき個別に判断いたします。
