2026年9月11日
お子様の歯科検診というと、「むし歯があるかどうかのチェック」というイメージを持たれる方が多いかもしれません。しかし実際には、むし歯の有無以外にもいくつかの視点からお口の状態を確認しています。
まず、生えたばかりの永久歯や乳歯の状態、歯と歯の間や奥歯の溝など、むし歯になりやすい部分を重点的にチェックします。むし歯のなりやすさには唾液の質や量も関わっているとされ、気になる場合には唾液検査でリスクを数値として確認いただくこともできます。合わせて、歯並びや噛み合わせの状態、顎の成長のバランスも確認します。
近年では、口呼吸の癖や舌の位置、唇の使い方といった「お口まわりの機能」にも注目しています。これらは歯並びに影響を与えることがあるとされ、当院でも気になる癖が見られるお子様には、機能面へのアプローチであるマイオブレースなどをご案内することがあります。
そのほか、仕上げ磨きの状況や間食の摂り方など、生活習慣に関する部分も、保護者の方とお話ししながら確認しています。むし歯予防は、ご家庭でのケアと歯科医院でのチェックの両輪で成り立つものだと考えているためです。
大倉山にお住まいのご家族にも、「むし歯がないから大丈夫」ではなく、成長段階に応じたチェックとして定期検診をご案内しています。お子様の成長に合わせて、見るべきポイントも少しずつ変わっていきます。
本コラムは一般的な情報提供を目的としています。治療の適応可否は、実際の診察・検査に基づき個別に判断いたします。
